すでに山火事が頻発しているオーストラリアの南西部と南東部では、ますます乾燥した状態になっており、4月から10月までの涼しい季節の降水量は減り続けています。
気象庁の気候環境予測サービスのマネージャー、カール・ブラガンザ博士は「熱と乾燥の組み合わせは、山火事シーズンが悪化するための完璧なレシピだ」と述べました。
CSIROの気候科学センターの研究ディレクター、ジャッキー・ブラウン博士は「海面上昇は、氷床の融解と温度による海水の膨張の2つに起因し得る」と述べました。
大気中の二酸化炭素の濃度はかつて、100年当たり10PPM上昇していましたが、ブラウン博士によりますと、最近の10年間だけで23PPM増加したということです。
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