キーポイント
- 2004年から200人ちかくの釣り人の死亡が報告されています
- 71パーセントの死亡は、岩から波にさらわれて起きています
- 4分の3以上の被害者は、海外の出身で半分はアジア人です
状況を観察する
自分の国でこの国よりももっと穏やかな環境で釣りをしていた人たちは、しばしば、オーストラリアの潮の流れや、海岸沿いの気象状況の変化に慣れていません。
釣りを始めるまえに、30分は周りの状況を観察するのが重要です。
ライフジャケットを着る
サーフ・ライフ・セービングの調査では、4人に一人が海で泳ぐのが苦手もしくは泳ぐことができないことがわかっています。 また、磯釣り中の死亡者の85%が滑り安い場所や、波によって起こっています。しかし、その事故がおきたときに、ライフ・ジャケットを着ていた人は、4%だけでした。

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磯釣りでの注意点
- ライフジャケットを着ることは水におちても浮いていることができます
- 楽に泳げるよう、軽い服装で
- グリップの効いた滑らない靴を選びましょう
- 決して一人で釣りはしないようにしましょう
- 釣りを始める前に避難計画を立てましょうSource: Getty image
磯釣りの前にこのようなことを考えましょう
- なぜこの岩は濡れているのか?
- 潮の変化があったのか?
- 雨が降っていたのか?
- 海はどのような状態か?
- 水位は上がっているのか?下がっているのか
- 大きい波はどんな間隔で発生しているか?
- 岩から波にさらわれた場合、どのような避難をすればいいか?
磯釣りをするための安全対策として、つぎのウェブサイトを確認してください
Recreational Fishing Aliance は、オーストラリア・エマージェンシー・プラス・アプリをダウンロードすることを勧めています。危険な状況にあるとき、ダイヤル000にかけると、GPSで実際のあなたの場所を示すことができます。
火木土の夜10時はおやすみ前にSBSの日本語ラジオ!